8月 がピーク(◎)と推定される釣り場 28 か所。当サイト独自の推定です。
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潮回りの数え方は国によって違います。日本では大潮・中潮・小潮・長潮・若潮の5区分ですが、韓国では旧暦にもとづく「물때(ムルテ)」という15区分を使います。
数え方はこうです。1물から始まって13물まで進み、そのあとに「조금(チョグム)」と「무시(ムシ)」が来て、また1물に戻る。 15日でひとまわりし、これが月に2回繰り返されます。潮が最も大きく動くのが「사리(サリ)」と呼ばれる帯(おおむね6물〜9물)、最も緩むのが조금・무시のあたりです。日本式でいえば사리が大潮、조금が小潮におおよそ対応します。
※ 数え方には西海岸式(7물때式)と南海岸式(8물때式)があり、地域によって1日ずれます。当サイトは南海岸式を採用しています。
なぜ日本式ではなく韓国式なのか。 同じ35日を日本式の5区分で並べ直すと、大潮58%(19日中11日)・中潮67%(12日中8日)・小潮33%(3日中1日)(長潮は1日で釣果なし、若潮は0日)。韓国式の大分類(사리58%・중물62%・조금33%)とほとんど同じ数字です。当然で、日本式の「大潮」と韓国式の「사리(6물〜9물)」は、旧暦日で見ると同じ集合だからです。 この粗さでは、呼び名が変わるだけで何も見えません。ところが15区分に割ると、사리というひとつの帯の中でも 8물は6日中5日(83%)、6물は6日中2日(33%)。同じ「大潮」という一語に、これだけの差が隠れていました。韓国式が優れているという話ではなく、解像度の問題です。
記録全体は釣行280回(2013〜2026)。うちルアーのキャスティングは2015年12月からの161回・延べ実釣378日で、その86%が遠征です。さらに下の表に使うのは、ボウズを含めてその日の結果を日単位で特定できる35日(瀬の誘い出し:ヒラマサ・GT/対馬・壱岐・五島・韓国・西表・沖縄)だけです。釣れた日の投稿しか残らない記録を混ぜると率が8〜9割に張り付いて何も見えなくなるため、意図的に絞っています。
| 帯 | 実釣 | 釣果が出た日 | 率 |
|---|---|---|---|
| 사리(6〜9물) | 19日 | 11日 | 58% |
| 중물(中間) | 13日 | 8日 | 62% |
| 조금(緩む帯) | 3日 | 1日 | 33% |
물때別で最も高かったのは 8물(6日中5日=83%)。次いで 5물(4日中3日=75%)、7물(5日中3日=60%)。
★この率は差の証拠になりません。 조금は3日しかなく、1日入れ替われば0%にも67%にもなります。사리と조금の差も統計的には偶然と区別できません(Fisher の正確確率 p=0.57)。差を言うには各帯40日・計120日が必要で、いまは19日と3日です。
사리と중물に、ほとんど差がありません(58%対62%)。 ここが重要です。
東京から通う遠征は実釣3日が基本です。大潮を狙って日程を組んでも、3日のうち1〜2日は前後の중물にかかります。実際、2022年3月は10물で16.3kg、翌日11물で8kg型。2023年10月は중물の5물で29kg、翌日사리の6물で155cm・33kg。窓をまたいで両日とも結果が出ています。
つまり効いているのは「その日が何물か」ではなく、大潮に向かう/大潮から落ちる窓の中にいるかどうか。だからこの表は、単日のスコアより「3日窓スコア」を主役にしています。
| 日付 | サリ距離 | 帯 | 重量 | 場所 | 魚種 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020-05-26 | 3 | ③ | 30.0kg | 沖縄県 西表島 | GT |
| 2022-07-01 | 2 | ② | 20.0kg | 沖縄県 西表島 | GT |
| 2023-05-27 | 6.5 | ⑤ | 28.0kg | 沖縄県 西表島 | GT |
| 2023-10-12 | 2.5 | ③ | 29.0kg | 韓国 済州島 | ヒラマサ |
| 2023-10-13 | 1.5 | ② | 33.0kg | 韓国 済州島 | ヒラマサ |
| 2024-03-25 | 0.5 | ① | 34.8kg | 長崎県 五島 | ヒラマサ |
| 2024-03-23 | 1.5 | ② | 26.0kg | 長崎県 五島 | ヒラマサ |
| 2024-11-30 | 0.5 | ① | 28.0kg | 長崎県 五島 | ヒラマサ |
| 2024-11-30 | 0.5 | ① | 24.0kg | 長崎県 五島 | ヒラマサ |
| 2026-01-10 | 6.5 | ⑤ | 23.0kg | 沖縄県 西表島・仲の神島 | イソマグロ |
| 2026-03-01 | 2.5 | ③ | 20.0kg | 沖縄県 西表島・波照間 | カスミアジ・GT |
サリ±2日(帯①②)に6本、±3日以上に5本。ヒラマサ側で20kg超が出たのは3遠征・6本。芯(サリ±1日=帯①)は3遠征のうち2遠征です。 芯に入っていた遠征は全体の35.3%なので、3遠征のうち2遠征が偶然そこに入る確率は28.6%(二項検定)。上の率と同じで、偶然と区別できません。
一方GT側で20kg超が出たのは5遠征・5本。5遠征とも釣れた日が確定し、芯は0回です。偶然これ以上芯を外す確率は11%で、やはり誤差の範囲です。
この6本が全部2023年以降=リールを替えた年より後です。その道具の話 → 潮より効いたのは、リールの巻取長だった(日本語)
| 日 | 旧暦 | 물때 | 日本式 | 単日 | 3日窓 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 8/1(土) | 19 | 11물 | 中潮 | 40 | 32 | · 窓の外 |
| 8/2(日) | 20 | 12물 | 中潮 | 30 | 26 | · 窓の外 |
| 8/3(月) | 21 | 13물 | 中潮 | 26 | 23 | · 窓の外 |
| 8/4(火) | 22 | 조금 | 小潮 | 22 | 23 | · 窓の外 |
| 8/5(水) | 23 | 무시 | 小潮 | 22 | 24 | · 窓の外 |
| 8/6(木) | 24 | 1물 | 小潮 | 24 | 27 | · 窓の外 |
| 8/7(金) | 25 | 2물 | 長潮 | 26 | 32 | · 窓の外 |
| 8/8(土) | 26 | 3물 | 若潮 | 30 | 44 | · 窓の外 |
| 8/9(日) | 27 | 4물 | 中潮 | 40 | 62 | △ 窓の縁 |
| 8/10(月) | 28 | 5물 | 中潮 | 62 | 82 | ○ 窓の内側 |
| 8/11(火) | 29 | 6물 | 大潮 | 84 | 95 | ◎ 窓の芯 |
| 8/12(水) | 30 | 7물 | 大潮 | 100 | 95 | ◎ 窓の芯 |
| 8/13(木) | 1 | 8물 | 大潮 | 100 | 84 | ○ 窓の内側 |
| 8/14(金) | 2 | 9물 | 大潮 | 86 | 64 | △ 窓の縁 |
| 8/15(土) | 3 | 10물 | 中潮 | 66 | 45 | · 窓の外 |
| 8/16(日) | 4 | 11물 | 中潮 | 40 | 32 | · 窓の外 |
| 8/17(月) | 5 | 12물 | 中潮 | 30 | 26 | · 窓の外 |
| 8/18(火) | 6 | 13물 | 中潮 | 26 | 23 | · 窓の外 |
| 8/19(水) | 7 | 조금 | 小潮 | 22 | 23 | · 窓の外 |
| 8/20(木) | 8 | 무시 | 小潮 | 22 | 24 | · 窓の外 |
| 8/21(金) | 9 | 1물 | 小潮 | 24 | 27 | · 窓の外 |
| 8/22(土) | 10 | 2물 | 長潮 | 26 | 32 | · 窓の外 |
| 8/23(日) | 11 | 3물 | 若潮 | 30 | 44 | · 窓の外 |
| 8/24(月) | 12 | 4물 | 中潮 | 40 | 62 | △ 窓の縁 |
| 8/25(火) | 13 | 5물 | 中潮 | 62 | 82 | ○ 窓の内側 |
| 8/26(水) | 14 | 6물 | 大潮 | 84 | 95 | ◎ 窓の芯 |
| 8/27(木) | 15 | 7물 | 大潮 | 100 | 95 | ◎ 窓の芯 |
| 8/28(金) | 16 | 8물 | 大潮 | 100 | 84 | ○ 窓の内側 |
| 8/29(土) | 17 | 9물 | 大潮 | 86 | 64 | △ 窓の縁 |
| 8/30(日) | 18 | 10물 | 中潮 | 66 | 45 | · 窓の外 |
| 8/31(月) | 19 | 11물 | 中潮 | 40 | 32 | · 窓の外 |
マグロの誘い出しについて。 記録が4本しかなく、うち3本が2물〜4물(중물の小さい側)でした。ベイトが主因の釣りなので、潮が緩いほうが群れがまとまり鳥山とナブラが読みやすい——という理屈は立ちます。しかし4本です。表にはしません。
GTについて。 こちらはデータの多寡の問題ではありません。ただし、GTが「リーフの魚」だという話ではありません——運営者が通っているGTの海域が、たまたまリーフや水路の多い地形に偏っているだけです。その地形では、潮がパスやスリットを通す時間帯が勝負で、「その日の何時から何時まで、どちらへ流れたか」が効きます。日単位の潮回りという枠組みでは、原理的に表現できません。 GTを狙う方は、各スポットページの実測タイドをご覧ください。
実際の満干は場所ごとに大きく違います。各スポットページの実測タイドを必ず確認してください。
ジョホール河口シアカップ(Chedin・Jeti Kong Kong)デサル / ペンゲラン(ジョホール)クアンタンプロウ・プマンギル / Tinggi(ジョホール島嶼)
今月がピークのスポットのみを掲載しています(独自推定)。ピークではないが釣期に入っている場所は、各エリアのページで確認できます: 半島マレーシア(17) ボルネオ島(13) スマトラ(9) ジャワ(釣り堀)(2) 小スンダ(バリ〜)(3) 東インドネシア(3) タイ(7) ベトナム(1) フィリピン(2) 台湾(4) 東アジア(中韓)(1) 日本(2) スリランカ(1) パプアニューギニア(1) 豪州 東岸(QLD)(3) 豪州 西部(WA)(1) ニュージーランド(8) ミクロネシア西(3) ミクロネシア東(3) メラネシア(11) ポリネシア(9) ハワイ・中部太平洋(4)
※当サイト独自の推定(出典・過去の傾向に基づく予測)です。天候・潮で変動し、釣果を保証しません。