訂正記録 · AI · データ検証
2026年8月7日から8日にかけて、読みものを3本公開しました。
その3本を、4日間で14回書き直しました。
このページは、何を間違え、誰の一言で直り、数字がどう動いたかの記録です。 訂正した事実を消さないために残しています。
| # | 日 | 何が起きたか | 動いた数字 |
|---|---|---|---|
| 1 | 8/08 | 「13年やってきた」が3つの期間の混同だった | 記録13年/キャスティング10年7ヶ月/潮の母集団8年11ヶ月に分離 |
| 2 | 8/08 | 日数に移動日を含めていた | 五島は「3日間」=実釣3日に訂正 |
| 3 | 8/08 | GTを「リーフの魚」と書いていた | 撤回。通っている場所が偏っているだけだった |
| 4 | 8/08 | 大潮の理由を「片潮になりやすく絶望」と書いていた | 撤回。「上げ下げが明確で1日4回チャンスがある」=打席の数の話に |
| 5 | 8/08 | ルアー記事の5点訂正 | 「20kg超は舞姫・幻影・隼」は記録と不一致(3つとも0件) |
| 6 | 8/08 | 母集団にランカウイとマグロ4遠征が混ざっていた | 122 → 117 |
| 7 | 8/09 | 五島の日付が投稿日だった | 3/22〜24 → 3/23〜25。34.80kgは最終日の朝 |
| 8 | 8/09 | 同行者の魚が集計に混ざっていた | 5件 → 7件を除外 |
| 9 | 8/09 | ★帯を「遠征の3日間で一番大潮に近い日」で決めていた | ヒラマサ20kg超 4/4芯 → 2/3芯 |
| 10 | 8/10 | 済州島の日付が投稿日だった | 10/12・10/16 → 10/12・10/13の2日連続 |
| 11 | 8/10 | 波照間の日付が投稿日だった | 3/2 → 3/1 15:26。GT側の帯が②→③ |
| 12 | 8/10 | 「300kg級を目撃」を釣ったことにしていた | 除外リストに「目撃」が無かった |
| 13 | 8/10 | 20kg超9本すべての釣れた日が確定 | GT側は 5遠征とも芯を外していた(0/5。偶然これ以上外れる確率は11%) |
| 14 | 8/10 | 取り下げがページ全体に行き渡っていなかった | /now 6言語と /reel-stroke の限界リストが古いままだった |
9番です。 これは他とレベルが違いました。
きっかけは本人の一言でした。
「済州島で2日連続いいヒラマサを釣ってるよね? 155cmとか」
記録では 2023-10-12(150cm 29kg)と 2023-10-16(155cm 33kg)で、4日あいています。 ところが写真を見ると、10月12日から16日まで5日連続で済州島にいて、 いちばん大きい沖の連写短い時間に続けて撮られた写真のかたまり。魚が上がるとカメラを何枚も切るので、連写の位置と時刻から「いつ何が起きたか」を復元している。記録に時刻が残っていない釣行の時刻は、これで拾い直した。は 10/12 09:24(30枚)と 10/13 06:38(22枚)。 この2点の距離は330m。同じ瀬です。
本人に聞くと「9時半」「6時44分」。記録の10月16日は、投稿日でした。
そして、これを直そうとして、もっと大きい問題が出てきました。
潮の「帯」を、こう決めていたのです。
遠征の日数ぶん(3日間・多くは推定)を展開して、
その中でいちばん大潮に近い日で帯を決める
魚が出た日ではなく、「3日のうち一番大潮に近い日」で帯が決まっていた。 つまり構造的に、帯①サリ(新月・満月)からの距離で釣行を5つに分けたもの。①=±1日以内(芯)/②=±2日/③=±3日/④=±4日/⑤=それ以外(小潮期)。遠征が複数日にまたがる場合も、魚が出たその日で判定する。くわしく見る →(大潮の芯)へ寄る仕組みになっていました。
直したら、看板の数字が動きました。
| 訂正前 | 訂正後 | |
|---|---|---|
| ヒラマサ20kg超が大潮の芯に当たった率 | 4/4(100%) | 2/3 |
| GTの20kg超が芯に当たった率 | 1/5 | 0/5(偶然そうなる確率11%) |
「20kg超は全部大潮の芯」という、記事でいちばん目を引く一行が、集計の仕方で作られていました。
訂正14件のうち、7件は本人の指摘が起点でした。
「魚じゃない連写と比べても意味ないよね? 釣りのサイトなんだよ」
魚の写真と、島の写真を比べて統計を取っていました。 釣りの問いは「その条件で何時間釣って何本出たか」です。 数え方を釣りに戻した瞬間、答えが出ました。
「キャスティングは2015年のオーストラリア遠征から始めている。13年なのかな?」
CSVで検算したら記憶のとおりでした。記録13年・キャスティング10年7ヶ月・ 潮の母集団集計の対象にした全体。本サイトの潮の集計は「誘い出しの遠征116回(2017年4月〜2026年3月)」を母集団にしており、ジギング・マグロ狙い・日周潮の海域・同行者の魚は外している。くわしく見る →8年11ヶ月。記事もデータも、3つの期間を混ぜていました。
「片潮1日のうち、上げか下げのどちらかしか大きく動かない潮回り。本サイトは以前これを「絶望する条件」と書いていたが撤回した(yusu指摘)。片潮そのものは悪ではなく、対馬の西海域のように常態化している場所がある。くわしく見る →になりやすく絶望する、は違う」
前版に書いていた大潮の説明が誤りでした。 片潮そのものは悪ではなく、対馬の西海域のように常態化しているエリアがある。 大潮を選ぶ理由は「上げ下げが明確に出やすく、1日に4回チャンスがある」=打席の数の話でした。
「ダムセル90で30kgだね」「16kg級は…」「これは同行者のクエ」
写真から拾った大物を、8回続けて誤って本人のものだと判断しました。 8回とも別の人の魚でした。「誰の魚か」は写真からは分かりません。
14番は、他の13件とは種類が違います。
記事本文の数字は直したのに、/now の6言語ページと /reel-stroke に、 取り下げたはずの古い記述が残っていました。
原因もはっきりしていました。検査の穴です。 出力に「2023-05-27」という日付があったせいで、記事の「27%」が 「一致している」と判定され、更新漏れが素通りしていました。
日付を消してから数字を照合するように直しました。
訂正は、書いた場所だけ直しても終わらない。
同じ数字がどこに出ているかを、機械が知っている必要があります。
訂正のたびに、ルールを1つずつ足していきました。
| ルール | どの訂正から生まれたか |
|---|---|
| 日付・時刻は写真のEXIFが正 | 7・10・11(投稿日ズレが5例) |
| 帯は「釣れた日」で決める。遠征日数で展開しない | 9 |
| 重量・ルアー・本数は、その場で書いた記録が正 | 写真から重さを推理して外した |
| 後日の口述は「追加」であって「上書き」ではない | 新しい発言ほど正しいと思い込んだ |
| 誰の魚かは本人の証言のみ | 8回連続で外した |
| 「目撃」「×0本」は釣果に数えない | 12 |
| 母数は釣りの単位で揃える | 6(ランカウイとマグロの混入) |
| 取り下げは全ページに行き渡らせ、機械で検査する | 14 |
| 抽出結果は必ず母集団の総数と突き合わせる | 写真8,593枚の抜けを3日間見逃した |
普通の記事は、直したら差し替えて終わりです。
でもこの3本は、「13年ぶんの記録を数え直したら、こうだった」という主張の記事です。 数え方が変われば結論が変わる。 だから、
どう数えていたか、なぜ変えたか、その結果いくつになったか
を残さないと、読む人は数字を信じる根拠を持てません。
そして今回、「20kg超は全部大潮の芯」という一番目立つ一行が、 集計の仕方で作られていたことが分かりました。 これを黙って直していたら、この記事は嘘の上に建ったままだったはずです。
3本は今も公開しています。数字は14回動きました。 そしてその全部が、この表に残っています。
いまも決着していないことがあります。
次に数字が動いたら、またここに追記します。
この節は、この記事そのものに起きた訂正の記録です。2つあります。
この記事の掲載日を、一時的に 2026年8月12日 と表示していました。実際に書いたのは8月11日です。
理由は、同じ日に2本並ぶと一覧が「1日1記事」に見えないからでした。 一覧の見え方を整えるために、1日ずらしたのです。
これはこの記事が批判していることと、同じ種類の間違いです。
この記事の一番大きい訂正(9番)は、 「魚が出た日ではなく、3日のうち一番大潮に近い日で帯を決めていた」—— つまり見せたい形に合わせて、日付の取り方を選んでいたという話でした。
掲載日を1日ずらしたのは、それと同じことです。 数字ではなく日付だから軽い、という理屈は成り立ちません。 軽いから見逃す、が一番危ない。 8月11日に戻しました。
1日1記事にしたいなら、日付を動かすのではなく、翌日に出す。
次の記事は、実際に出す日を掲載日にします。
枠の中身が訂正だけではなかったからです。
このサイトは、読みものの文章も、集計も、図表も、コードも、ほぼすべてAIが書いています。 管理人がやっているのは、元データの確認(それも粗い確認です)と、出てきた数字を疑うことだけです。
つまりここに残っているのは「間違いの一覧」ではなく、 13年ぶんの個人の記録をまるごとAIに渡したら何ができて、何ができなかったかの記録です。 訂正はその一部でしかありません。
自分のデータを開示しているのは、そうしないとこの実験が成立しないからです。 公開されているデータでAIを試しても、どこまで本当かを確かめられません。 自分の記録なら、出てきた数字が合っているかどうかを自分で判定できます。
ただし、いまこの枠にあるのはこの1本だけです。 「うまくいったことも残している」とは、まだ言えません。
この記事は2026年8月11日時点の記録です(この節を8月12日に追記)。
2026-08-15 訂正: 2か所、私の書き方が足りませんでした。①「舞姫・幻影・隼」は3つなのに「両者0件」と書いていました(→「3つとも0件」)。②「0/5・11%」の11%が何の確率なのかを書いていませんでした。これは打率そのルアーを使った釣行のうち、魚が出た割合。本サイトでは出していない。ルアー名は釣れた釣行にしか書き残されず、投げただけの釣行は記録に残らないため、どのルアーも見かけの打率が跳ね上がるから。くわしく見る →ではなく、偶然でこれ以上芯を外す確率です(出典: docs/訂正_所長確認第5回_2019年6、7月.md)。/未処理の課題を1つ残しておきます。 2019年6月10日のGT 20kgが統計に未統合で、これを入れると「0/5・11%」は「0/6・7%」になります(docs/確定_記録が主_口述は抜けの追加.md)。同じ魚は2019年の記事の釣果表には既に載っているため、記事どうしで食い違っている状態です。
この記事に出てくる場所・船